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小説家になろう 冬の童話祭2014

創作小説サイト 小説家になろうで開催されている「冬の童話祭2014」に2作品を投稿しました。

「小説家になろう 冬の童話祭2014」のサイトはこちら
  ↓






 昨年もこのお祭りに参加させてもらって、毎年、楽しみにしているのですが、今年は作品のランダム表示がなくなってしまって、読んでもらえる機会が減ってしまったのが残念。

投稿した作品は、以下の通りです。2つとも、もみの木をモチーフにしたクリスマスが舞台のお話になってます。


もみの木と彗星と魔法の粉
http://ncode.syosetu.com/n8841bx

【あらすじ】
クリスマスの日に、森の動物の子どもたちは、もみの木をきれいにかざりつけました。けれども、暗い夜には、せっかく作ったクリスマスツリーが見えなくなってしまうのです。そこに、たまたま、森を訪れていたコメットハンター(彗星探索家)の男が彗星の粉を取り出して……。

雰囲気は、まさにムーミン谷。コメットハンターのモデルはスナフキン!(笑)
クリスマスの日の森のちょっとした出来事を童話にしてみました。


1.jpg


ピータバロ5 樅の木の秘密~secret ornaments

http://ncode.syosetu.com/n4412ca/50/


【あらすじ】
 悪徳な美術学校だったピータバロ・シティ・アカデミアを元の名門校に戻すことに成功したお金はないが、才能溢れる青年画家のキースと、セレブなお嬢様のミルドレッド。けれども、キースには、クリスマスに彼からのプロポーズを待つミルドレッドの期待に答えるという難問が待ち構えていた。ピータバロ4~Last touch~最後の仕上げ から4ヶ月後の話です。

 すでに「小説家になろう」に投稿済みの「ピータバロ」シリーズの5話目。
 童話というより、恋愛ティストが高い作品です。

 お嬢様のミルドレッドへのプロポーズに迷った、画家のキースが、思考錯誤の上で選んだのが、キャンバスに描いたもみの木に、ミルドレッドと一緒に、クリスマスツリーのオーナメントの意味を考えながら、描き入れてゆこうという方法。
 絵本風にお話をすすめてあります。さて、キースとミルドレッドのクリスマスの結末は?

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 ”冬の童話祭2014”は、2/13まで開催されています。
 大きな賞や、ランキングなどがない、お祭りっていう趣旨がいいですね。

 会期が終わっても、作品は残りますので、よろしければ、ご一読くださいね。
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ルーブル美術館展~地中海四千年物語~を観に行ってきました



7/26(金)に、上野の東京都美術館で催されているルーブル美術館展~地中海四千年物語を観に行ってきました。
今回は、先に催された、東京都美術館の”学芸員、大橋奈都子さんによる文化講演会にも参加し、展示物の ”事前の知識” と ”無料鑑賞券”(思わぬ特典!) をゲットしてあったので、ちょっといつもとは違った視点で、展来会に臨むことができました。

ルーブル美術館展の見どころは、フランスのルーブル美術館の古代ギリシャ、古代エジプト、古代オリエント、イスラム、絵画、彫刻、工芸品、素描、版画の全8美術部門37万点の収蔵品の中から「地中海」をテーマにして選ばれた200点以上(ほとんどが日本未公開)を集めた展示物を序章(紀元前2000年~)から第五章(19世紀)までに分け、西洋と東洋がダイナミックに交差した四千年にも及ぶ「時間と地域を越える軌跡」を鑑賞できることです。

 東京都美術館学芸員の大橋さんのお話でも、彼女自ら、ルーブル美術館に何日も出向いて、展示物に関しての綿密な打ち合わせをされたそうで、力の入れようがよく分かりました。


 「ルーブル美術館展」を観に行ったのは、金曜の午後4時過ぎだったのですが、夏休みということもあり、館は、老若男女、様々な人たちでけっこう混雑していました。ただ、小学生が展示物のケースの前を占領して、お絵かきボードで展示物をスケッチしていたのには、ちょっと閉口しました。夏休みの自由研究なのかな? スケッチするのは良いけれど、ちゃんとマナーは守って欲しかったです。その小学生の隣にいた私が親と間違えられて、監視員さんに注意された……何でやねん!!

 展示物は、最初は工芸品がほとんでで、時代が後に進むにつれて絵画が多くなってゆきます。200点全部は、とても、紹介しきれませんが、序章から、印象に残った作品を、紹介したいと思います。


Ⅰ.序: 地中海世界 自然と文化の枠組


古くから様々な民族の戦いの場になってきた地中海も、同じ地中海性気候を持ち、小麦、オリーブ、ワインといった産物の交易は盛んに行っていました。ここでは、交易の起点となったロードス、クレタ、キプロス、シチリアなどからの地域的関連性を出土品によって紹介してありました。

highlight_wp12.jpg               オリエントの女神、ネコ科の動物の頭部、二つの女性の頭部、ロゼットbc630-620頃
            
「泳ぐ乙女の形のスプーン」 紀元前715~656年、エジプト      垂れ飾り紀元前630-620頃
主に祭礼用に使われた物。                          カミロスの共同墓地、ロドス島、ギリシャ
この形のものは沢山見つかっている。                    猫の頭と2人の女性の顔がついている
         
         
         

               キプロスの杯、エジプト様式による神話の戦闘場面bc750頃

キプロスの杯、通称”ダリ”の杯、エジプト様式による神話の戦闘場面紀元前750頃、キプロス島
フェニキア人による作だが、図柄の敵を討つファラオやスフィンクスはエジプト的で、民族間の交易があったことがうかがえる。


Ⅱ.地中海の始まり、前2000年から前1000年記までの交流

 交易とともに、素材や技術が伝わり、神話や東方のフェニキア人のアルファベットからラテン語やギリシャ文字も誕生しています。ここでは、初期の交流によって作られた工芸品などを展示してありました。
      1ソース入 bc2200一番古い             1トードの宝物、銀杯             
        柄と注ぎ口のついた容器                     トードの宝物:銀杯
通称「ソース入れ」、紀元前2200~2000頃、ギリシャ         紀元前1901~1866年頃
        今回の展示品で一番古い物                 ルーブルの至宝の一つ



  赤像式クラテル:エウロペの略奪bc4世紀        黒像式アンフォラ 女神アテナ
    赤像式クラテル:エウロペの略奪                   黒像式アンフォラ:女神アテナ        
    紀元前4世紀                              紀元前7~6世紀
    水とワインを混ぜるための壺   


 ギリシャの壺絵に施された黒像式技法(BC7~6)と赤像式技法(BC5)は、ネガとポジの関係にあります。黒像式は、地の部分を黒く塗りつぶし、先のとがった道具でその輪郭や、内側の細部を線刻する技法です。また、赤像式では、黒以外の色での彩色も容易になり、それまではフリーズ状(横向きで、一列に並べる)に描かれていた人物の表現や配置も、3次元的に描くことができるようになりました。



                彫像断片 ディアデマ(宝石入帯状髪飾り)を冠したエジプトの地母神意イシスの頭部,エジプトの聖牛アピスとギリシャの神々が融合して生まれた混合神セラピスの頭部
             エジプトの聖牛アピスとギリシャの神々が融合して生まれた混合神セラピスの頭部、
             彫像断片:ディアデマ(宝石入帯状髪飾り)を冠したエジプトの地母神意イシスの頭部
             カルタゴ、チュニジア。150~250年。

             高さ1m以上もあるとても大きな展示物。船の帆飾りや、彫像の1部だったとか。



Ⅱ.統合された地中海、ギリシャ、カルタゴ、ローマ

紀元前4世紀のマケドニア王国の遠征により、エジプトをはじめオリエント世界のギリシャ化が進む。また、共和制ローマとアフリカのカルタゴの間にポエニ戦争がおこり、勝利したローマによって地中海世界が唯一統一された時代。プロメテウスの伝説が刻まれた石棺
プロメテウスの伝説が刻まれた石棺:240年頃
南仏で見つかる。粘土から人間を創造したギリシャのプロメテウスの神話をあらわしたもの。

      ひげのある男の頭の形をしたペンダント、bc350-前200     イシス女神の姿で表されたエジプト女王クレオパトラ7世、(在位前51-前30年)
    ひげのある男の頭の形をしたペンダント        エジプト女王クレオパトラ7世(在位前51-30年)                        
    カルタゴ、チュニジア、紀元前350-前200     イシス女神の姿をしている。    
    この地方はユニークなデザインが多いです!


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   この石碑に記された人形のような絵は、タニトという、カルタゴ、チュニジアの豊穣の女神を形どっているそうですが、同時にこの地方の墓石には、タニトと共に子供の姿が描かれていることが多いとか。それに関しては、子供を神への生贄にしていたのではないかという説が有力なようです。う~む……。

           水槽の床モザイク?:魚のいる海の中で遊ぶキューピットたち、250年頃
            水槽の床モザイク?:魚のいる海の中で遊ぶキューピットたち、250年頃
            ウティカ、チュニジア


Ⅲ.中世の地中海、十字軍からレコンキスタへ、1090-1492

 聖地エルサレムの奪回を目的に始まった十字軍により、もたらされた西洋と東洋の異文化交流。ここでは、それらの工芸品や工芸技術を展示してあります

       highlight_wp20.jpg

        聖ジョスの骸布:トルクメニスタン、あるいはニーシャープール(?)イラン、950年頃
        2頭の向かい合う象で装飾され、中央アジアのトルコ人地方総督の名前がアラビア語で記されている。

            恋する男女が描かれた杯:剣を振りかざす騎士とその恋人1300-1400
                 恋する男女が描かれた杯:剣を振りかざす騎士とその恋人:
                 キプロス、1300-1400年頃、
                 可愛いですね!これは、なんか好き。
                 イスラム文化の技法で描かれた西洋の騎士の姿がメルヘンチックです
  

                 
Ⅳ.地中海の近代―ルネサンスから啓蒙主義の時代へ―、1490-1750

十字軍の遠征の後に地中海を支配したのは、オスマン帝国でした。その影響で、東洋の西洋趣味と、西洋のトルコ趣味など多様な芸術が生まれました。


    imageCAUY46GV.jpg            エジプトの最後の女王クレオパトラの自殺、ベルタン、1690
    「煙草入」:ガブリエル・ガロワ(金銀細工師)   「エジプトの最後の女王クレオパトラの自殺」 
     1738-39年頃                  ベルタン、1690年
     東洋の西洋趣味                    蛇が胸にっ! 苦悶の表情が艶めかしい



 トルコ風衣装のイギリス商人レヴェト氏と、クリミアの元フランス領事の娘グラヴァーニ嬢、1740、リオタール
 「トルコ風衣装のイギリス商人レヴェト氏と、クリミアの元フランス領事の娘グラヴァーニ嬢」
 ジーン・エティエンヌ・リオタール、1740年
 西洋のトルコ趣味




Ⅴ.地中海紀行、1750-1850年

18世紀の西洋では、イギリス貴族による教養を深めるためのイタリアへのグランドツアー」やボンペイなどの遺跡の発掘のために、地中海世界への憧れが急速に高まりました。この終章では、そんな芸術家たちの瑞々しい感覚を追体験することができます。

そして、これが、今回の展覧会の目玉「”通称”ギャビーのディアナ」100年頃の作品です。

18世紀、ローマのギャピーで、画家のハミルトンによって発掘されたローマ時代の作品です。清楚な佇まいや信奉者から贈られたマントを優雅に肩にかける仕草の狩りの女神アルテミス。
ルーブルに収蔵されてから、館外に出るのは今回が初めてだそうで、まさに箱入り娘だったのですね。



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           どの位置から眺めても、美しいです。




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        「二重式懐中時計”通称ディ・ダルジェ”」1815年
        アルジェリア大守、エルフセインからフランス王、シャルル10世に贈られた懐中時計



    ハイディ、ギリシャの若い娘、イギリスの詩人バイロンによる「ドン・ジュアン」の登場人物、コロー、1870-72
         「ハイディ」:ギリシャの若い娘、イギリスの詩人バイロンによる「ドン・ジュアン」の登場人物
          恋人との仲を邪魔されたようで、仏頂面をしていますね(笑)
          カミーユ・コロー、1870-72年



バルコニーにいるアルジェのユダヤ女性たち、シャセリオー、1849
       「バルコニーにいるアルジェのユダヤ女性たち」 テオドール・シャセリオー、1849年。
       
       シャセリオーは、日本ではあまり馴染みのない画家ですが、新古典主義のアングルの弟子でした。
       後には、ドラクロアに傾倒しアングルの元を離れたのですが、エキゾチックなタッチと、
       対象を仰ぎ見るようなローアングルな視点から描かれた画面には、映画の1場面のような臨場感が
       生まれています。
 



       ルーブル美術館展は、9/23まで上野の東京都美術館で開催されています。
       展示物も多く、とても見応えのある展覧会です。詳しくはこちらのHPで
            ↓
       ルーブル美術館展2013




     

冬の童話祭


小説投稿サイト、「小説家になろう」の冬の童話祭2013に投稿させていただいた作品です。冬の童話祭は終了しましたが、作品はサイトに残っています。私が提出した作品は次の3編です。

(白兎雪譜)

http://ncode.syosetu.com/n5097bm/"
 雪おこしが起こり、今年も吹降山(ふきおりやま)に冬が訪れた。寒風に吹かれながら、雪の精霊は麓の村にしんとした氷の瞳を向けた。
「あのこは来るかなぁ。ここに来るかなぁ」おともの白うさぎは、そんな雪の青年に南天のような赤い目を向けた。


(雪みーこ)
ncode.syosetu.com/n1829bn/ 

ある雪の日曜日。小学1年のゆうとは、ふりつもった雪をかきあつめて、いっぴきの雪ねこをつくりました。
「ゆうとくん、いっしょに、あそびませんか」
ゆうとは、その雪ねこと外であそぶことになるのですが……。




(冬の旅)
ncode.syosetu.com/n1336bn/

 冬。雪の降り積もる湖畔に白鳥の子供のスグリは一匹のユキウサギの姿を見つけました。けれどもユキウサギの心はもうそこにはなかったのです。




 この他にも、童話の短編集として、電子書籍を発行しています。よろしければ、そちらも合わせて御覧ください。

「Seasonal Words ~時の魔術師~」




収録作品 

時の魔術師~夏
最後の夜汽車
砂漠の小さな物語
白鳥の道標
冬の旅
時の魔術師~冬

「短編集 ~小夜話~」




収録作品 

ローレライ2000
Nine Lives ~9つの命~
白い魔女と黒い魔女
初冬の誓い~寺町連続放火事件
     

自作小説アラカルト


私、kazanasiは、風梨凛の名前で、いくつかのサイトで自作小説を連載していますが、イラスト(pixa使用)なども描いてみたので、あらすじとともにご紹介します。

アイアリス 虹と闇の伝説
http://ncode.syosetu.com/n0035cx/  (小説家になろう)

           虹闇 タイトル
            アイアリスの登場人物、ゴットフリー・フェルト





画:岩澄龍彦さん


あらすじ

第1章 至福の島と七つの欠片

“レインボーヘブン”それは、豊穣の女神、アイアリスに守られた至福の島。だが、その島は、ある日突然、海に消えた。舞台は、その五百年後、東海の孤島、ガルフ島。それは、不自然な地盤沈下により、やがては沈む運命の島だった。残酷無比と人々に恐れられたガルフ島警護隊長、ゴットフリーは、レインボーヘブンの欠片、”大地”と名乗る少年、ジャンと共に住民たちの第2の故郷を求めて、蘇るレインボーヘブンへの道標を探し始める。

第2章 黒馬島奇談


崩壊した故郷ガルフ島を出たゴットフリー、ジャン、タルク、ミッシェの4人は伝説の島、レインボーへブンを探すため、新たな航海の旅に出る。旅の途中の海に、突然現れた黒馬島。寂れたこの島で、彼らを待ち受けていたのは、黒馬島の神剣、“闇馬刀(やみばとう)”と、御神体の黒馬、そして、美しい双子の姉弟、天喜(あまき)と伐折羅(ばさら)だった。アイアリスシリーズ、第2弾。

第3章 虚無の王宮 水晶の棺

“レインボーヘブン”それは、豊穣の女神、アイアリスに守られた至福の島。残酷無比と人々に恐れられた男、ゴットフリーと、レインボーヘブンの大地の欠片、ジャンは、仲間を伴い、500年前に消えたその島を探して旅を続ける。
旅の途中で、立ち寄った黒馬島。消えゆくその島から、寸でのところで脱出した、彼らの次の訪問地は、繁栄の頂点にたつグランパス王国。だが、華やいだその王国の裏側は?超豪華演出で繰り広げられるストーリー。アイアリスシリーズ第3弾!

アイアリス第3部からの登場人物。 ラピス・ラズリ
ラピス結合


第4章 闇の女神 夜明けの大地

邪神となったアイアリスに囚われたゴットフリーの行方が分らぬまま、ジャンたちの黒馬島での生活が1年経った。だが、毎夜、現れる幻の黒馬に触発されたかのように、邪気、海の鬼灯が彼らに攻撃を仕掛けてくる。一方、ゴットフリーの逃亡により、アイアリスの心はさらに荒み、その隙間につけ込んだ海の鬼灯と融合して、救いのない怪物を生み出してゆく。果たして、至福の島は復活するのか? アイアリスシリーズ、完結編。


ピータバロ
http://ncode.syosetu.com/n4412ca/  (小説家になろう)

       ピータバロ タイトル入


            ピータバロ 改

             ピータバロの登場人物 ミルドレッドとキース パトラッシュ

ピータバロ1

ピータバロ、それはイギリスの小都市の名前。17歳の誕生日をま近にした、売れない画家のキース・L・ヴァンベルトの前に突然現れた、可愛いがおそろしく小生意気な小学生の女の子。「この絵いいわね。私が買ったげる」彼女がキースに支払った金額は何と250ポンド(約5万8千円)貰いすぎたお金を返すため、キースは彼女を追って、名門校ピータバロ・シティ・アカデミアに潜入するのだが…

ピータバロ2 12番目の肖像画

表向きは名のある寄宿舎学校、裏では学校ぐるみの窃盗団のピータバロ・シティ・アカデミアの専属画家となったキース・L・ヴァンベルトは、突然、彼の目前に現れた古い洋館の姿に目をみはる。その館の中で出会った一人の少女。「私の肖像画を描いて欲しいの」だが、その少女は、館に住む幽霊だった。

ピータバロ番外編 ミカエルへの哀歌

ミカエル、僕は君を待っている。だから、愛して、僕を愛して…。
だが、天使を待つ死刑囚の男の前に現れたのは、漆黒の翼を持つ闇の王だった。

短編「ピータバロ」「ピータバロ2~12番目の肖像画」の番外編です。前作2編とは登場人物も時代も雰囲気も全く違いますが、3話目に繋がるキーワードも含めたお話です。

ピータバロ3 贋作者のテクニック

表向きは名のある美術学校、裏では学校ぐるみの窃盗団のピータバロ・シティ・アカデミアの専属画家となったキース・L・ヴァンベルト。彼の前に差し出された1枚のフェルメールの絵。どうやら、その絵の中には、観覧者の少年が入り込んでしまっているらしい。キースは生意気だけど、アイドル並に可愛い、シティ・アカデミアの生徒、ミルドレッドと、この絵の持ち主の画商の館に出向いてゆくのだが……。

ピータバロ4 
Last Touch 最後の仕上げ


イギリスの小都市、ピータバロ。その町にある、名門だが、学校ぐるみで美術品の窃盗団、ピータバロ・シティ・アカデミア。セレブなお嬢様の生徒、ミルドレッドに才能を見込まれた青年画家、キース・L・ヴァンベルトは、学園をまともな場所にするために、その専属画家になるのだが、頼みのミルドレッドは、海外に遊学に出たまま、姿を消してしまっていた。そんな彼の前に突然、彼女が中東の王族と一緒に現れて……。
 チャイニーズマフィアや、幽霊の少女や連続殺人犯までが加わって、物語はてんこ盛りのややこしさに……。キースと、相棒の中型犬、パトラッシュの運命は? ピータバロシリーズ、完結編。


 ピータバロの登場人物 大天使ミカエルの庇護をうける闇の輩 イヴァン・クロウ
     
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* *


余罪のタイムライン PM2:22の事件簿

http://ncode.syosetu.com/n6494bu/ (小説家になろう)



あらすじ

『万引依存症』
精神科医を志望し、都内でも有数の総合大学、T大医学部に在籍していた桐沢迅(きりさわ はやて)は、ひょんな事からこの悪癖に苦しんでいた薬学部の坂下由貴(さかした ゆき)のリカバリーアドバイザーを引き受けることになる。
だが、迅は由貴の症状が治まると、突然大学を休学し山に篭ってしまう。

心の支えを失くし、大学の購買部で再び繰り返してしまった万引きの現場を芸術学部の藤野香織(ふじの かおり)に携帯で撮影され、当惑する由貴に助け船を出したのは、迅の高校時代の同級生でもあり、T大芸術学部で香織とともに将来を嘱望されたバイオリニストの山根昭(やまね あきら)だった。由貴は彼にとって、普段女の子には目もくれない桐沢迅が親しくしている気になって仕方がない存在だったのだ。
昭は、ぶっきらぼうなのに人望があり、授業もろくに受けないわりには成績も優秀な桐沢迅を親友として慕う反面、疎ましく思う気持ちを心に秘めていた。そして、T大にはそれと同種の気持ちを彼に持たせてしまう、もう一人の人物がいた。

闇雲(やみくも)つばさ 13歳。
『ギフテッド』
それは、早期教育などの訓練を経ないで、生まれながらにしての才能に恵まれた天才児のことを言う。

「そう、僕は、第一楽章から第三楽章まで一音たりとも逃さず弾く自信がある」

バイオリンの並々ならぬ力量を認められ、T大に超飛び級で入学した桐沢迅の義弟―闇雲つばさ―に、山根昭がたった一度だけ聴かせたオリジナルのバイオリンソナタ。
それを瞬時に暗譜し完璧に弾きこなしてしまった、この天才少年に昭は羨望と嫉妬の眼を向けざるを得なかった。ところがそんな昭に対し、自分が師事していた世界的なバイオリニストの座を奪われた、藤野香織もまた複雑な感情を胸に抱いていたのだ。

其々が、其々の苦い思いを心に秘めながら昭の父が経営するチェーン店の回転寿司屋で催された、仲間うちだけでのコンサートの打ち上げ会。
そこで、山根昭の食べた寿司に混入されていた致死量のアジ化ナトリウム。

“打上げ会に参加した仲間の中に、昭への毒物混入犯がいる”

親友の昭を意識不明の重体に陥らせた毒物混入犯に憤り、その正体を暴くため桐沢迅は、巧妙な推理劇を仕組んで真相の告白に犯人を追い詰めようとする。
だが、推理劇の間に彼が見せた、あまりにも普通とかけ離れた行動の数々に不審感を持ってしまった― ギフテッド ― 闇雲つばさは、義兄の迅がひた隠しにしてきた彼の過去を探り出し愕然とする……。

プロフィール

kazanasi

Author:kazanasi
絵画、小説を中心に観たり読んだり、自作で作ったり。サブカル全般に興味があります。暖かい時期には山登りもします。アナログとデジタルの間を行ったり来たりしてる人間です。


【kazanasiの本】




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