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旧安田楠雄邸


旧安田楠雄邸を見学に行ってきました。この建物は「豊島園」の創始者である実業家・藤田好三郎氏が大正8年(1919)に建築したもので、旧安田財閥の創始者、安田善次郎氏の娘婿・善四郎氏が大正2年に買取り住んでいた場所だそうです。

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旧安田邸は、大正時代から昭和初期の東京山手の庭園と住宅の雰囲気を伝え、貴重な価値があるとして、平成10年、東京都の名勝に指定されています。
一般観覧は、水曜日と土曜日だけですが、ちゃんとボランティアのガイドさんがついて、部屋の1つ1つを丁寧に説明してくれます。時間は約40分、拝観料は500円です。


まず、最初に案内されるのが応接間。柱はすべて、くるみの木をつかい、いかにも大正ロマンなデザインの家具や照明具にため息がでそうです。

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下の上の写真は、和室の天井の一部です。凝った造りですね。下の模様の入ったガラスは当時流行った製法で、ガラスがまだ熱いうちに膠(にかわ)を塗って、後でそれを洗うと、このような模様ができるそうです。
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サンルームも素敵でした。けれども、この部屋の出口あたりの床を剥がすと、防空壕への隠し階段があったり、時代を感じさせます(公開時期がきまっています。8月)
窓辺に話を戻すと、旧安田邸は、主要などの部屋からも春はしだれ桜、夏は新緑、秋は紅葉と季節の花々を楽しむことができます。優雅だ。桜の季節には庭で琵琶の演奏会も開かれるそうで、それを目当てにやってくる観覧者もたくさんいるとか。

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季節といえば、茶室と付け書院のある部屋の床の間には、三月、五月にお雛様、五月人形が飾られます、それも特注モノで床の間にぴったりのサイズに仕立てられているそうです。さすが、財閥! 五月人形の飾りの太刀は本物の刀鍛冶に鍛えてもらったものだそうです。けれども、刀が実際に切れるようになる直前で作業を止めるそうです。切れてしまっては銃刀法に違反するだからだそうです。
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 この床の間に雛人形と五月人形が飾られます。

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興味深かったのは、台所の屋根。天上がサンルーフになっていて、とても明るい部屋に仕上がっています。台所の床をはがすと、収納庫もあって色々と工夫されてるな。ちなみに建造は清水建設だそうです。

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その他にも、お風呂場に当時の髪の長い女性用の洗髪台があったり、ガイドさんの説明も面白くて、あっという間の40分間でした。



旧安田邸の見取り図
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季節によって、色々とイベントも企画されていますし、お抹茶を戴けたりもするので、楽しみが沢山ありますね。

旧安田楠雄邸
公開日時:水・土曜日 10:30~16:00 
必ず靴下をご着用下さい。
場所 千代田線千駄木駅 徒歩7~8分

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

お邪魔します

千駄木にそんな面白い観光場所があったんですね。
私も行ってみようかな。

Re: お邪魔します

千駄木界隈は面白い場所が沢山ありますね。お隣の根津もいいですよ。
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kazanasi

Author:kazanasi
絵画、小説を中心に観たり読んだり、自作で作ったり。サブカル全般に興味があります。暖かい時期には山登りもします。アナログとデジタルの間を行ったり来たりしてる人間です。


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