宝塚 初観劇 「モンテクリスト伯」


5/19(日)東京宝塚劇場に宝塚歌劇を観に行きました。人生初の宝塚体験です
かつて、ベルサイユのばらで一世を風靡した時に、行きそびれてから幾歳月か……やっと希望が叶いました。

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今回の演目は、宙組公演の「モンテクリスト伯」とレビューの「Amour de 99!!-99年の愛-」

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 ストーリーはこんな感じです。
「モンテ・クリスト伯」は、「岩窟王」としても知られ、あの「三銃士」でも有名なA・デュマの名作。19世紀初頭のフランス、若き一等航海士エドモン・ダンテスは、美しき婚約者メルセデスとの結婚も決まり幸せの絶頂にあった。だが彼に嫉妬する人物によって身に覚えのない罪を着せられ、孤島の監獄に投獄される。そこを脱獄後、ダンテスは、モンテ・クリスト島の財宝を手に入れ、モンテ・クリスト伯爵となり、彼を絶望のどん底におとしめた人々に復讐を開始する。

 キャストです。主人公のダンテスとメルセデス以外は総じて悪役という舞台でしたが、このポスターの下段の悪役、ダングラール、ベルツッチオ、フェルナンの3人組が揃い踏みした場面が、皆さん長身で声にハリがあって、目茶目茶、かっこ良かったです。どの方にも私は全く事前の知識がなく初対面でしたが、それもけっこう新鮮な驚きがあって良かったのかも。

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「モンテクリスト伯」の原作は読んだことがありませんでしたが、今回の宝塚公演では、劇中に現代の子供たちに「モンテクリスト伯」を解説する先生の説明が入ってきたりで、19世紀のフランスの雰囲気にどっぷりと浸りたい方は、ちょっと違和感があるかもしれません。濃厚な舞台演劇を望む方には軽すぎると思う人もいるかも。
 ただ、この解説が入ることで、物語の展開を早く分かりやすくしているのは確か。若いファンにも親切な舞台だなと思いました。最後まで飽きさせず、軽い笑いもあり、モンテクリスト伯とメルセデスの愛も描かれていて、素敵度は高かったです!

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ポスターのキャッチコピーにもある「私から憎しみを奪うな。たった一つの生きる証なのだ」の台詞(劇中歌の歌詞にもありました)が、すごく効果的に使われていて、うっとり。

「待て、そして希望せよ !」
 これは、原作のラストシーンの有名な台詞ですが、”辛い時こそ待って絶望することなく 希望をもて”という、この作品のメインテーマが、宝塚の華やかさによって、彩を添え、舞台を引き立てていました。

 そして、レビューの「Amour de 99!!-99年の愛-」は、豪華、優美、夢の世界を彷彿させる本当に煌びやかな舞台でした。
 これは、99年という長い歴史の中で、これまで宝塚歌劇が繰り広げてきたショー、レビューの名作、名場面の再演を盛り込んだ、華麗なステージ。
 宝塚ってほぼ1世紀に渡る歴史をもっているんですね。それにも驚かれます。
 1時間ほどのレビューの中で私が一番、好きだったのは、男役さんが手に紅い薔薇、タキシード姿で階段で踊るシーンでした。これに惚れなきゃ女じゃないよ!(笑)そこはかとなく妖艶さが漂うのは、女性が演じる男役ならではの色気なのでしょうか。独特の世界に酔いしれました。
 また、別のシーンで歌が圧巻の役者さんがいて、何? この歌唱力!?と、面喰ってしまいましたが、この役者さんは、美穂圭子という方で、組ではなく特定の組に所属しない一芸に秀でた生徒の集団である”専科”という組織の人だそうで、そういう人もいるのかと驚いてしまいました。色々と知ると面白いものですね。

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「モンテクリスト伯」「Amour de 99!!-99年の愛-」ともに宝塚歌劇の”王道中の王道”という感じでまさに観て魅せられた! そんな宝塚初体験でした。意外と男性客も多く、オタクっぽい人もいて、オペラグラス片手に女役に見いる姿には、AKBファンと同じようなノリだなと、ちょっと引いた(笑)
聞いた話では、演目によって客層も色々と変わるそうです。日本の戦時中の話などだと、年配の男性客が増えるとか。男性客といえば、手塚治虫さんも宝塚の大ファンで、”リボンの騎士”はその影響を受けて描いた作品と聞いたことがありました。
最近では「銀英伝」「BJ」「戦国BASARA」など、新しい演目も次々と上演されているようなので、次は応用編? の舞台も観てみたいです。

おまけの映像。
宝塚劇場で販売されているお土産です薔薇の形のクッキーなどもありましたよ。

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テーマ : 演劇・劇団
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

No title

待て、そして希望せよ !…

いい言葉ですね。
心のノートにメモっておこう。 ( ..)Φ

宝塚は見たことないですけど、かっこいいもんですね。
日比谷シャンテの店の前に、ファンがいっぱいいました。

Re: No title

待て、そして希望せよ!

私もこの言葉は好きです。
宝塚東京劇場の周りは、劇場だらけで、行くと楽しいです。裏の日生劇場ではマイ・フェア・レディをやってましたが、そこにも元宝ジェンヌが出ているそうです。
今回、見たのは、宙組だったんで、次は他の組を見たいです。宝塚もクールジャパンの一つと言えるでしょうねぇ。外国に、似たような劇団があるっていうのは、聞いたことがないです。
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Author:kazanasi
絵画、小説を中心に観たり読んだり、自作で作ったり。サブカル全般に興味があります。暖かい時期には山登りもします。アナログとデジタルの間を行ったり来たりしてる人間です。


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